№75 地震のことを学ぶため淡路島へ。1.17から学ぶこと:1日目昼①「福良港津波防災ステーション」

議員インターンシップに来ている3人の学生。
活動の一環で未来自治体というプレゼン大会が開催されます。
自分が首長だったとしたら、30年後の未来がどうなっているのか。そのための10年目に出来る政策はなにか。これらを考える企画です。

今回若者が選んだテーマが「防災について」でした。

ちょうど僕が大学生だった時に起こったのが、タイトルにある1.17「阪神淡路大震災」
現地を見て感じてほしい。
そう思って1泊2日の強化合宿を計画しました。

最初からハプニング!

スタッフ1名が加わり学生3,スタッフ1、私の5名で行く予定でしたが、まさかの一人が急遽来れないことに!?(来れなくなった理由は本人の名誉のために伏せておきましょう)

気を取り直して4人でGOです。

今日の予定は2箇所の施設見学です。
※昼食は時間をずらして極力店舗内にいる時間を減らすよう心がけました。

福良港津波防災ステーション

防災について見ることは多いけど、津波についてきちんと学ぶことの出来る施設はなかなかありません。ここは津波をテーマに学ぶことに特化した珍しい施設です。

入った瞬間そびえ立つ鉄柱(中はエレベーターになっていました)
安政南海地震(1854年)の時の津波が5.3m。写真では見えていませんが、今後起こる南海トラフ大地震ではその更に上の8.1mの所に印が入っていました。
リアルな高さを感じることで、津波の恐怖を初めて知った気がします。

津波が足元に来たらどうなるのか。
リアルに体験できる設備がありました。
常に20キロの力で歩き続け無いと進めなくなるそうです。休みながら歩くことも出来ない。
少しの水でもどうすることの出来ない事実を学びました。

学習スペースでは資料映像のほか、クイズ形式で避難を学ぶシュミレーションも出来ました。
「私は良いから先に行って」
津波で逃げる中、座り込んだおばあさんが言った一言。

あなたなら何を選択しますか・・・

シルバー人材センターから来てる多田様が丁寧に、津波について教えてくれました。
ご自身が消防で長く勤めていたことから、実際の災害時の避難状況も合わせていざという時に何が出来るかのご指導もいただきました。

ペット防災の難しさ。(牛を飼っている人の実際の避難の話をしてくれました)
自分の所は大丈夫だと思う正常化バイアスの恐怖など実体験からの教えは、若者たちにとって防災減災の現実を知ることが出来る非常に貴重な経験となりました。

撮影時のみマスクを外して撮影しました。

本当に貴重なお話をありがとうございました。

避難場所となる屋上からは、おだやかな海の様子を見ることが出来ました。
この海が地震が来ると恐怖の津波がやってくる。
そんな事を感じさせない日常の風景でした。

常日頃の意識を改めてしないといけないと心に誓い、次の場所へ移動します。

後日に続きます。

自分の経験をノウハウに変えGIVEしている、山口大輔こと「だいちゃん」です。

GIVEを習慣化するプレゼンターとして2021年から本格的に活動中です。

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山口だいすけ現役介護職議員
 政治家はいつから子どもたちがなりたくない職業になったのでしょうか。
政治家と言われて頭に浮かぶのは不正、
汚職、お金に汚い、年寄りが多い・・・多くはこんなイメージだと思います。
私は政治家のビジョンとして

『子どもの将来の夢第1位が「政治家」になる』

を掲げています。この夢を実現するために、子どもたちが憧れるような姿を見せ続けるだけでなく、大人たちに対してもう一度、政治家に対する信頼を取り戻す必要があります。
 そのためにも「真摯であること」を活動の軸とし、行政と市民を繋ぐかけ橋になるため『課題分析・実践・改革』を心がけていきます。
 山口だいすけは、全ての人が「笑顔」になるため3つの「楽しさ」を創る「三楽創造〜自分が楽しく、みんなが楽しく、未来が楽しい〜」を人生のミッションとし、政治家のビジョンを叶えるため働き続けることをお約束します。