№60 通学に使用する自転車用ヘルメットに求めるもの

自分の経験をノウハウに変えGIVEしている、山口大輔こと「だいちゃん」です。

GIVEを習慣化するプレゼンターとして2021年から本格的に活動中です。

安全性

1つめは間違いなくこれ。昨日の記事にも書いたけど、自転車事故の死因は頭部損傷が64%

ヘルメットをつけていれば助かった命もあると思うんですよね。
実際に事故について調べた論文も読んでみました。

交通事故による自転車乗員頭部外傷の発生要因解明と頭部保護に関する研究
(2017年9月 及川 昌子 首都大学東京) 資料

じゃあよく見る通学用ヘルメットは、安全なんだろうか???
ここに気になる2つの記事があります。

白いヘルメットは良くない?それとも安全?
異なる視点からの記事なので、広い観点で見ることが出来ます。

過去には、本当にSGマークもないような物があったみたいですが、子どものヘルメットを見るとSGマーク付きでした。

次にヘルメットの目的

これはサイクルベースあさひさんのサイトにわかりやすい記事が載っていたのでそれを見てもらいましょう。

https://www.cb-asahi.co.jp/lp/contents/feature/helmet/

リンク先を見ると、衝撃吸収ライナーが凹んだり割れたりすることで、頭部への衝撃を緩和するとのことです。
白ヘルメットは、中のスポンジ割れたり凹むのかな???
ただSG基準項目の中に

走行時の転倒を想定した安全性を確かめる「衝撃吸収性試験」

というのがあり、取得には当然これをクリアする必要があるので恐らく大丈夫なのかなと思います。

https://www.sg-mark.org/SG/0056

検査項目など詳細なデータも載っています。お子さんが使用するヘルメットの基準も掲載されています。

でも・・・結局はこれだよね。

重い、硬い、かっこよくない、蒸れる・・・いろいろ意見はあると思うけど
一言でいうと、ヘルメットは小学生(中学生)の通学用ってイメージがついちゃってるからだろうな。
大人になって小学生のとき、全員同じ色と形を付けていたものを身につけたいってなかなか思わないよね。

同じ理由で、黄色い傘って普段から使う人って少ないよね。
黄色好きの僕でも流石に使わない。なぜかと言うと「小学生が使う傘」ってイメージがどうしても有るからなんですよね。

ヘルメットを普及する鍵

小学校、中学校を卒業した人に、大人用のヘルメットを渡したらどうだろうか。
卒業おめでとう。大人になったあなたには、このかっこいいヘルメットを進呈しよう!

このパターンで成功しているのが愛媛県。
高校の自転車通学のヘルメット着用を許可要件しています。その時に考えたのが

高校生がかぶりたくなるヘルメット

https://trafficnews.jp/post/47695/2

まさに当事者意識。
デザインもいくつか選べる多様性も持っています。

大人になってからかぶるヘルメットなので、子どもが卒業した後に家族が使用することも多いみたいです。

まとめ

2回に渡ってヘルメットの話を書いてきました。

通学用白のヘルメットも安全面では問題ないのが分かりましたが、あくまで通気性という機能性、デザイン、そして子ども用というイメージはやはりマイナスになります。

何よりも他の人がかぶっていないことで、同調圧力が働いているのが現状です。

できれば小さい頃から自由に選ばせたい(本当に自由に選んでも良い学校もある)けど、小さい社会の中の学校は難しいんでしょうね。

どこかのタイミングでこれを変えていけたら・・・

声あげていこうかな。


ちなみに僕のヘルメットはこれです。
1つがメイン、メインが壊れたときの予備、そして予備が壊れたときの予備だ(笑)

結局は黄色(笑)

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ABOUT US
山口だいすけ現役介護職議員
 政治家はいつから子どもたちがなりたくない職業になったのでしょうか。
政治家と言われて頭に浮かぶのは不正、
汚職、お金に汚い、年寄りが多い・・・多くはこんなイメージだと思います。
私は政治家のビジョンとして

『子どもの将来の夢第1位が「政治家」になる』

を掲げています。この夢を実現するために、子どもたちが憧れるような姿を見せ続けるだけでなく、大人たちに対してもう一度、政治家に対する信頼を取り戻す必要があります。
 そのためにも「真摯であること」を活動の軸とし、行政と市民を繋ぐかけ橋になるため『課題分析・実践・改革』を心がけていきます。
 山口だいすけは、全ての人が「笑顔」になるため3つの「楽しさ」を創る「三楽創造〜自分が楽しく、みんなが楽しく、未来が楽しい〜」を人生のミッションとし、政治家のビジョンを叶えるため働き続けることをお約束します。