多数決は民主主義の原則か

議会あるある。内容の可否ではなく賛成多数または少数が決定事項へ。

8年弱議員をしてきて、一番悔しい瞬間はこの多数決による議決です。どれだけ調べてきても、根拠を持って伝えても結局の所最後は上がった手の数(うちの議会の場合は起立)が優先されます。

実は多数決って嫌いなんです^^;

①少数の意見を多数の意見で切り捨てる

②何を話してもどうせ賛成するメンバーがいたら、言っても無駄と考えを辞めていく

③自分の希望に賛成してもらうために多数派に従うようになる

④内容の議論ではなく、賛成できるかどうかのパワーバランスのほうが重要になる

多数決にはこんなデメリットがあります。

(もちろんメリットが有るのも分かってます)

でもね

多数決に行く前の、議論ってとても大事だと思います。

互いがヒートアップしながらも、感情論ではなく目的に向かって根拠を提示しロジカルに議論していく。

その叩き続けられて磨かれた結果の案について、最終の賛否を問う。

だからこそ、自分の思う結果にならなかったとしても、それを動かしていくための努力が始まるんです。

そんな議論をしてる議員さんって凄いな!

そう思ってた議員になる前の私に伝えてあげたい。

「ないから^^;」って。

過去一でヤバいだろと思った賛成意見は「市長が出してきたから」でした。

もうそれなら議会いらないじゃんってあいた口がふさがりませんでした。

反対する時はもちろん、でも反対意見が出たときには賛成する立場の人もしっかりした根拠やエビデンスを持とうよ。

でないとAIに取って代わられる仕事に政治家がなっちゃうよ?

反論するのは正直大変だし、痛みもあります。

でも議論を活性化させる呼び水としてこれからも納得できないものには口を出していこうと思います。

たとえ嫌われたとしても、これが選んだ仕事だから(^^)

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山口だいすけ現役介護職議員
 政治家はいつから子どもたちがなりたくない職業になったのでしょうか。
政治家と言われて頭に浮かぶのは不正、
汚職、お金に汚い、年寄りが多い・・・多くはこんなイメージだと思います。
私は政治家のビジョンとして

『子どもの将来の夢第1位が「政治家」になる』

を掲げています。この夢を実現するために、子どもたちが憧れるような姿を見せ続けるだけでなく、大人たちに対してもう一度、政治家に対する信頼を取り戻す必要があります。
 そのためにも「真摯であること」を活動の軸とし、行政と市民を繋ぐかけ橋になるため『課題分析・実践・改革』を心がけていきます。
 山口だいすけは、全ての人が「笑顔」になるため3つの「楽しさ」を創る「三楽創造〜自分が楽しく、みんなが楽しく、未来が楽しい〜」を人生のミッションとし、政治家のビジョンを叶えるため働き続けることをお約束します。