№117 介護認定結果に納得できない!仕組みを知って出来ることを考えてみよう。「テーマ① 思うような結果が出ない理由」

現役ケアマネジャーで市議会議員の山口だいすけです。
人を笑顔にするために三楽創造〜自分が楽しく、みんなが楽しく、未来が楽しい〜を合言葉に笑顔いっぱい東かがわ市を走り回っています。


自分の選挙から約2年がたちました。明日から丸亀の選挙もはじまりますね。
ここを皮切りに県内で色々選挙が続きます。ちなみにこんな感じです。

  • 丸亀市議会・市長 告示日:2021/4/11 投票日:4/18
  • 坂出市議会(再)・市長 告示日:2021/5/9 投票日:5/16
  • 観音寺市議会・市長 2021/11月頃
  • 三豊市議会 2022年1月頃
  • 綾川町、まんのう町、小豆島町 2022年4月頃
  • 琴平町長 2022年5月頃
  • 参議院 2022年7月頃
  • 多度津町 2023年2月頃
  • 地方統一選挙 2023年4月(東かがわ市・さぬき市・坂出市・三木町・高松市・善通寺市・宇多津町・土庄町・直島町)
  • 琴平町議会 2023年7月頃

こんな感じかな。今年は9月頃までに衆議院の選挙も開催されます(任期が令和3年10月21日)
明日からは選挙関係の記事が多くなりそうなので少し県内の様子を書いてみました。

 さて、本題です。
改めまして、高齢者介護に関わって24年。ケアマネ歴17年の山口大輔です。

 認定調査に納得できない!

こういう声を聞いたことってないですか?

あの人は車に乗ってるのに介護がついている。
ご飯すら作りかねてるひとり暮らしなのに、また支援になった。

等々

僕のような専門家でも、「なんでだ?」て事は多々あります。

なぜ起こるのか、どうすればいいかを大きく3つのテーマに分けて説明します。

理由① 頑張る姿を見せてしまう

これが一番大きな理由ですね。人が来るので気を張っていつもしない掃除をしたり、頑張って言われたとおり動いてみたり・・・帰った後はくたびれた。

調査は見たこと、聞いたことしか書けません。いつもの姿を見てもらいましょう。
それでもどうしても気を張る人や、本人の前で「出来ない」と言うと本人が怒る、傷つくと感じてしまう家族の方はこうしてください。

玄関を出たあとで、実際の様子や困っていることを調査員に伝える。

認知症の場合は特に重要です。本人を前に言うと怒ることもあるので、言いにくいことなどは後できちんと伝えましょう。

理由② 回答の言葉が足りていない

「家の中も歩きかねてる」よくこんなふうに聞きますが、意味を変えると「不安定ながら目的を持って屋内を移動している」という風にも取ることが出来ます。
こう捉えられちゃうと、どんどん元気なイメージになっていきます。

話を聞いていくとどうしても言葉が足りていない気がします。
だから調査の時はこうしてください。

回答は、当たり前にしてることと様子が絵に浮かぶように伝えよう

例えばこんな感じです。

  • 屋内の移動は出来ているが、転倒しそうで怖いのでいつも目が離せない(移動時の見守りが必要)
  • 下を見て歩かないので転びそう。つまづかないよう、いつも廊下や部屋に物がないか片付けている(掃除など家族支援があるので移動ができている)
  • トイレのドアを引くときに、そのまま後ろに転びそうなことが何度もあった。(家屋改修などの必要性が高い)
  • 床に座ってると立ち上がれない。今日は椅子に座っているから立てられるけどいつもは畳なので立つ時に呼んでもらうようにしている(立ち上がりの一部介助)

など、「歩きかねてる」にはいろんな因子が潜んでいます。こうやって具体的に話すことで調査資料がより本人のいつもの姿を表してきます。

理由③ 主治医に思いが伝わっていない

介護保険は主治医意見書という医者の診断書が必要となります。これ先生によって書いてくれる内容の差が結構あるのって知ってますか?

悪い意味ではなく、大きな病院になればなるほど、自分の専門分野の内容しかかかれないケースが良く見られます。
膝が痛いので整形、持病が有るので内科、軽い認知症が有るので心療内科・・・
高齢者は結構多くの科で診療を受けています。

今回の申請で一番気になる分野の先生に書いてもらうのが介護保険のあり方なので、膝がとても痛くて動き兼ねてる、けど持病は安定している時に内科で書いてもらうと、ほとんど問題なく維持できていると書かれてしまい、整形の症状が書かれないこともあります。
だから

一番介護が必要と思われる症状をみてくれている先生に診断書を書いてもらう

ここ重要です。前にこの先生に書いてもらったからと思いがちですが、そこは気にしないでください。

かかりつけ医を持ちましょうとよく言いますが、かかりつけ医であれば総合的に状況を書いてくれるし、家族の思いなどもきちんと書いてくれるところもあります。
日頃から相談しやすい医師と付き合っていることがとても大切です。

長くなったので続きは後日

今日はここまで。

残りの②つのテーマはまた投稿したいと思います。

  • テーマ② 納得できないときにやれる2つの方法 
  • テーマ③ 出来ること、出来ないことを知った上で、考えてみよう

こんな事教えて欲しい、こんな時どうしたらいいの?
介護にまつわる皆さんのご質問お待ちしています。

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ABOUT US
山口だいすけ現役介護職議員
 政治家はいつから子どもたちがなりたくない職業になったのでしょうか。
政治家と言われて頭に浮かぶのは不正、
汚職、お金に汚い、年寄りが多い・・・多くはこんなイメージだと思います。
私は政治家のビジョンとして

『子どもの将来の夢第1位が「政治家」になる』

を掲げています。この夢を実現するために、子どもたちが憧れるような姿を見せ続けるだけでなく、大人たちに対してもう一度、政治家に対する信頼を取り戻す必要があります。
 そのためにも「真摯であること」を活動の軸とし、行政と市民を繋ぐかけ橋になるため『課題分析・実践・改革』を心がけていきます。
 山口だいすけは、全ての人が「笑顔」になるため3つの「楽しさ」を創る「三楽創造〜自分が楽しく、みんなが楽しく、未来が楽しい〜」を人生のミッションとし、政治家のビジョンを叶えるため働き続けることをお約束します。