3月の一般質問①「性の多様性を認め合うまち、東かがわ市」を目指して

3月18日(水)2番目に登壇します。(13:30開会) (登壇者の一覧表はこちら)
今回は2問行います。他にも気になることは多いのですが、継続して取り組んだり調査している状態である事。またCOVID-19の影響で職員が走り回っている事から追求型の物は急務でない限り次回以降にしようと思ったのが理由です。質問の根拠について少しお話しします。

「性の多様性を認め合うまち、東かがわ市」を目指して

もともと私は人権講師。そして今来てる学生インターンさんが取り組みたいと話したのがLGBTに関してだったのでこの機会に質問しようと通告しました。
ただLGBTではなく、もっと広い面で取り組みたかったのでSOGI(ソジ)およびLGBTQIA+という話し方をしたいと考えています。
LGBTという4種に分けること自体本当は乱暴なのかなと思ってます。だって性の多様性はもっと広いはずだから。

東かがわ市の取組みは

県内でも2つの自治体でパートナシップ宣言が導入されています。でも法律ではないのでその地域だけ有効で他では使えません。
将来はどこで受けても県内、全国で適用になる。まずはこれを目指そう。
またその先に外国のような同性同士の結婚が法律で認められれば・・・
その第一歩として自分の町はどういった考えをしているかを質問します。

成人式で着たい服を着て参加が出来るように

振袖やスーツで決めて成人式に参加する。この当たり前の中に、自分の本当に来たい服を着ることが出来ない人がいないか。むしろ来たくない服を着て心を隠し参加してる人がいるんじゃないだろうか?
名古屋で行政書士をしているしおちゃんセミナーコンテストグランプリで出会ったことから、こんなことをより強く考えるようになりました。

もちろん市は服の指定なんかしていません。自由です。

でも物質ではなく、心のバリアがあるんですよね。
受け入れてあげる、分かってあげる環境を作ればより自分の個性を出せるんじゃないんだろうか。
そんな事を主催者側が言ってあげる事で変わることもあるかもしれない。そう思って提案します。

LGBT成人式の開催を

いま全国各地で、広がってきているのがLGBT成人式です。

「成りたい人になる(=成人)」ための決意をし、その一歩を踏み出す”あなた”の節目の日。
認定NPO法人RibitのHPより)

すぐに実現することは難しい。でも訴えていくことで理解が広がれば個性を明らかに認めあえる。
そんな企画が東かがわ市で出来ないか。
「自分は自分でいていいんだよ」
この当たり前の一言を、誰もが言える環境を作るのが、
いじめにあい引きこもりかけた僕の使命だと思ってます。
その為の第一歩として提案します。

学びあう機会を

上の全てに関係しますが、すぐ理解を求める事は難しいのが現状です。研修など当事者の方に来てもらって様々な活動をしていますが、来てくれるのはもともと分かっている人が中心。
そのつれあいさんや家族さんにも理解されているかというと難しいというのが現実だと思います。

だからこそこういった学ぶ機会に、講演タイプではなく座談会やグループワークといった自分目線で感じられるような学ぶ時間がもっと作れたら・・・
その機会はやはり子どものころにこそあるべきだという思いから、一般対象だけでなく、教育の現場でも積極的な導入を進めてほしいと思っています。

通告文の内容

「性の多様性を認め合うまち、東かがわ市」を目指して

性的マイノリティに関する取り組みとしてLGBTに関する啓蒙活動などが全国的に広がりを見せている。認知度が広まる中で、最近ではLGBTQIA+という考え方が広がり、SOGIという概念へとそのフェーズが変わりつつある。
 また県内でも2市でパートナーシップ宣誓制度が取り入れられるなど、理解を求めるフェーズから制度化といった具体的な取り組みに発展している現状を受け、東かがわ市は今後どのような取り組みを考えているのか。市長並びに教育長に伺う。

  1. 県内でも様々な取り組みがなされる現在、東かがわ市は性の多様性についてどのような取り組みをしようと考えているのか。
  2. 成人式で着たい性の服装で参加できるよう、成人式実行委員会に対し呼びかけてみてはどうか。
  3. 全国で開催されているようなLGBT(QIA+)成人式を東かがわ市でも行ってみてはどうか。
  4. 今後、性の多様性について当事者の方を招いて研修などの機会を持つ事があれば、講演形式ではなくグループワーク形式といった双方向で話し合えるスタイルも大切と思うがどうか。一般対象だけではなく、教育の現場でもこのような経験を得る機会を増やしてはどうか。

用語説明

LGBT (エルジービーティー)

Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性別越境者)の頭文字をとって作られた単語

SOGI(ソジ)

Sexual Orientation and Gender Identityの頭文字を取った言葉。「性的指向(好きになる性)」と性自認(心の性)」を意味します。

LGBTQIA+

上記したLGBTに加え、
Questioning( クエスチョニング )
自分の性が分からない、意図的に決めていない、決まっていない、模索中の人
Queer( クィア)
Inter-sex( インターセックス )
生まれつき男女両方の身体的特徴を持つ人
Asexual( アセクシュアル )
誰に対しても恋愛感情と性的欲求を抱かない人
+(プラス)
多くの性があり、上記にとどまらないことから新しい多様性にオープンでいこうという意味で使われています。

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山口だいすけ現役介護職議員
 政治家はいつから子どもたちがなりたくない職業になったのでしょうか。
政治家と言われて頭に浮かぶのは不正、
汚職、お金に汚い、年寄りが多い・・・多くはこんなイメージだと思います。
私は政治家のビジョンとして

『子どもの将来の夢第1位が「政治家」になる』

を掲げています。この夢を実現するために、子どもたちが憧れるような姿を見せ続けるだけでなく、大人たちに対してもう一度、政治家に対する信頼を取り戻す必要があります。
 そのためにも「真摯であること」を活動の軸とし、行政と市民を繋ぐかけ橋になるため『課題分析・実践・改革』を心がけていきます。
 山口だいすけは、全ての人が「笑顔」になるため3つの「楽しさ」を創る「三楽創造〜自分が楽しく、みんなが楽しく、未来が楽しい〜」を人生のミッションとし、政治家のビジョンを叶えるため働き続けることをお約束します。