今回一般質問(9月14日)で以下の件について行う予定です。7番目なので、午前中の最後か、昼一番と思っています。
『観光資源としての遍路道の有効活用について』
四国遍路は、開設1200年を超える長い歴史を持つ四国の文化でありかつ、周囲にとっては素晴らしい価値を持つ観光資源でもあります。また数年前より世界遺産登録に向けた取り組みも積極的に執り行われており、当市もその構成員として働きかけている状況と思います。
当市には札所はありませんが、歩き遍路などお遍路さんの姿を目にする機会もあります。しかしながら、交通の利便性からか結願後、五名から市場町へ抜けるルートを使う人も多く、遍路道は当市の観光資源として、十分にその価値が生かされていないように思われます。当市は1番札所、88番札所の中間に位置し、関西方面からの旅行客が来た際に玄関口となる好立地です。また総奥の院と呼ばれる與田寺をはじめ数多くの神社仏閣が存在する事も鑑み、今後の観光資源として遍路道を有効に活用するために以下の点について所見を伺います。
(1)遍路道の存在についてどのように考えているのか。特に観光資源としての側面についての考えはどうか。
(2)「四国八十八箇所霊場と遍路道」世界遺産登録推進協議会構成員に東かがわ市も加盟しているが、札所が無い自治体として、その存在価値をどのように関係各所に働きかけているのか。
(3) 現在の遍路道として、当市は複数ある中のどのルートを一番中心に活用しようとしているのか。
(4) 市として、遍路道の存在を市民や外部に発信、普及する為にどのような取り組みを行っているか。またその効果はどうか。
(5)お遍路さんがそこに歩いていきたい、一休みしたいと思える拠点として、遍路道上にヘンロ小屋をつくってはどうか。
(6)1番-88番をつなぐ要所として、通行の証となる朱印等を作成し情報発信してはどうか。
(7)外国籍を含む関西方面からのお遍路さんを受け入れるお遍路スタートのまちとして情報発信や、宿泊施設と協力しながら受け入れ態勢を構築してはどうか。
以上
話しの焦点を絞るため、文化・史跡保存としてではなく、観光面を中心にしてみました。
お遍路さんを支援される方とご縁が出来たことで地元の遍路道を意識するようになりました。実際にどんな道なのか知るため、88番から1番までの※遍路道、市場町へ抜ける道など自転車でくまなく走って、その立地や風景を目にしてきました。
和三盆も遍路文化が無ければ東かがわ市に無かったかもしれない。そんな歴史のある遍路道の活用を質問してきます。
https://www.higashikagawa.jp/itwinfo/i8105/file/7山口大輔.pdf
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