一般質問終了

2日間にわたった一般質問が本日終了しました。今回は議長を除く全議員が全員一般質問の場に立つという、非常に活気のある場になりました。
今回はゆっくり時間をとってどうどうと話をするぞ!・・・と思っていましたが、やはり緊張しました^^;
後半は少しは落ち着いて話すよう心がけましたが、前半は足が地についていない感じでした。早く立ち位置というか心の置き所をどう作って質問するかというスタイルを確立したいものです。
講師経験は長いので、人前で話すことは慣れています。ただこれまでは目の前にいる人のためになればと思って話していました。今は自分の後ろにいる人のために、目の前の人に問いかけるという今までと違った雰囲気に戸惑っています。
 
少しでも伝える力をつけたくて、誰もいない議場で一人イメージトレーニングをしていたのはここだけの秘密です(笑)
質問した後、執行部側の演壇に立って答弁する側のイメージ、そのあと議長席の後ろに立って議員と、執行部がどう見えているかをイメージするなど、傍から見たら怪しい動きをしていたかもしれません。
議員側演壇に立って「市長に所見をお伺いします」こそこそ執行部側演壇に移動「ただ今の山口議員の質問に~」議長席後ろに移動「山口議員、再質問は~」という動きです。
関係する全員の視点を意識して行動するというのが昔からの癖なので、この積み重ねが良い結果につながってほしいものです。
 
さて、
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昨日の記事でも書きましたが、スキル不足の問題。今回もしっかりまとめていったつもりが、どうしてもあと一歩詰めきれなかったという結果になりました。
 
1つ目はペットとの同行避難について。
最低限伝えたい事、聞きたいことは出来たかと思います。
自助意識を啓発するための取り組みが昨年の9月の広報だったという答弁だったため、積極的な取り組みを行うよう声を上げてきました。
またその際言われた「ホームページや広報で周知したい」という事に対しては、ホームページや広報はあくまで「ツール」であって、周知とはそれをどれだけ市民が理解したを確認するアクションでないかという事も言ってきました。
共助や自助を高めるための取り組みとして、上記以外にも予防注射時に啓発したり、民間の動物病院、ブリーダー、トリマーなどとの連携についても同様に声を上げてきました。
まだまだこれからも課題があると思いますが、自分でも調べながら連携をとっていきたいと思います。

2つ目の福祉避難所について。
映像がアップされたら見てほしい(※すぐに映像はアップされません。アップされ次第ブログ、facebookでも報告したいと思います)と思いますが、現段階で開設の基準や、受け入れが必要な対象者の把握、一時避難所からの連携手段などの基準がないという事を知り愕然としました。
協定書の存在を確認していたので、実際に利用する時にどうなるかという視点で質問していましたが、まさか根幹となる基準がなかったとは・・・
質問・答弁を行う中で上記の実態が見えてきたのですが、時すでに遅く・・・私の質問できる権利(3回までしか質問できない)を使い切っており深く質問することがかないませんでした。
同様に他市町で行っている市と施設の連携した避難訓練を行うことが必要でないかという質問も行いましたが、これは当初の質問書にない物だと議長に言われ、答弁はいただけませんでした。
(※基本的に質問書に書かれていない内容についての質問は禁止されています)

もちろん基準がないという事がイコール、形だけのものというわけではありません。緊急災害時は何が起こるかわからないためどれだけ想定していても対応できないという意見も分かりました。
ただ福祉をよく知るものとしては、あまりにも実際の状況が起こった時に現場丸投げでないかという印象を受けたことも事実でした。
business_marunage
想定以上のことが起こるというのは、想定される基準があるから言えるのであって、基準がなければ何も始まらないと思うのは私だけでしょうか?

当初の質問の目的とは違うことが起きても、柔軟に対応できるだけの情報収集や視野の広さを持つことが議員に必要なスキルだと思います。
今回の経験を反省し、糧にしていきたいと思います。
tsumitate_man
 
質問は終わりましたが、この内容がこれで終了するものではありません。
他市の状況や、実際に体験している自治体がどのように取り組んでいるかを自分でもっと調べていきたいと思います。その上で継続して取り組んでいきたいと思います。
自分の足りないところに気づかせてくれた今日の経験に感謝しつつ頑張っていきます!

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ABOUT US
山口だいすけ現役介護職議員
 政治家はいつから子どもたちがなりたくない職業になったのでしょうか。
政治家と言われて頭に浮かぶのは不正、
汚職、お金に汚い、年寄りが多い・・・多くはこんなイメージだと思います。
私は政治家のビジョンとして

『子どもの将来の夢第1位が「政治家」になる』

を掲げています。この夢を実現するために、子どもたちが憧れるような姿を見せ続けるだけでなく、大人たちに対してもう一度、政治家に対する信頼を取り戻す必要があります。
 そのためにも「真摯であること」を活動の軸とし、行政と市民を繋ぐかけ橋になるため『課題分析・実践・改革』を心がけていきます。
 山口だいすけは、全ての人が「笑顔」になるため3つの「楽しさ」を創る「三楽創造〜自分が楽しく、みんなが楽しく、未来が楽しい〜」を人生のミッションとし、政治家のビジョンを叶えるため働き続けることをお約束します。