バイパスの弊害?

盛大なオープニングセレモニーで開通した大内白鳥バイパス。私もスタッフとして、開通記念マラソンに参加してきました。

そんな中、今回開通したエリアで、地元が聞いていた内容と大きく食い違っているところがあるということで現地を見てきました。
視察してきたのは湊川橋と、トンネルの間に位置するエリアです。
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分かりにくい写真ですが、地元の説明会ではここに信号がつくと説明を受けていたそうです。
出来上がった結果は信号も横断歩道もないただの道路になっていました。地元の人が国交省に説明を聞いたところ、現在の担当者に引き継いだ時点でそんな話は聞いていなかったという事です。一体どうなっているんでしょうか?

ここは本来農道として地元の方が使用していました。また自治会や子ども会の中央に位置するため、双方の自治会場への行き来もこの道を使用していたそうです。

バイパスができ、信号も横断歩道も無い現在の状態。
少し離れたところにトンネルができていますがバイパスから降りていくことはできず、かなりの遠回りをしないとトンネルに行くこともできません。

一番近い信号や横断歩道は、湊川橋を渡って降りたところか、トンネルを超えた川東までない状態です。
結局地元の人は危険ながらもバイパスを横切っているそうです。
話を聞くところによると、交通量も少ないため事故などが起こらなければ計画されないのではという噂もあるそうです。
事故が起こってからでは遅いのに・・・

簡単にですが実測をしてきました。
<湊川橋方面>
[状態]橋が湾曲しており、半ばまで来ないと車を確認することができない。
[実測] 2~3秒:車の上部が見え出してから、車全体が見えるまで
10秒:車全体が見えてから交差点に来るまで

<大内トンネル方面>
[状態]山の斜面があり大きくカーブしているためトンネルを超えて半分ほど進まないと交差点が見えない
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トンネルを出てすぐの様子。交差点はまったく見えません。

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トンネル後最初のカーブに到達。かなり意識すれば運転手は交差点に気が付きますが、歩行車は車が見えない場所にあります。

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歩行者側からの様子。2枚目の写真の場所は左の山にさえぎられて見ることができないのがわかると思います。

[実測] 6秒:斜面から車が出てきて最後のカーブにさしかかるまで
8秒:直線に入ってから交差点に来るまで

速度にもよりますが、どちらも10秒強で交差点にやってきます。

気になる人の速度ですが、ちょうど自転車を押して横切った人がいたので実測しました。
約7~8秒で渡り切っていました。

渡るのに躊躇する、運転手が横を向くなど人に気づいていないなどがあれば、事故が起こる危険は高いように思います。
横断歩道だけでも書かれていれば気にするんでしょうが、道があること自体気が付きにくいかと思います。
事実地元の人でも最初は曲がるところに気づかなかったとの意見もあります。

バイパスということで、市レベルではなく県、国への意見が必要なのかもしれません。
事故が起こってからでは遅い、予想されているのであればせめて交差点があるとわかる仕組みを作ってほしい。

出来るところから声を上げていきたいと思います。

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山口だいすけ現役介護職議員
 政治家はいつから子どもたちがなりたくない職業になったのでしょうか。
政治家と言われて頭に浮かぶのは不正、
汚職、お金に汚い、年寄りが多い・・・多くはこんなイメージだと思います。
私は政治家のビジョンとして

『子どもの将来の夢第1位が「政治家」になる』

を掲げています。この夢を実現するために、子どもたちが憧れるような姿を見せ続けるだけでなく、大人たちに対してもう一度、政治家に対する信頼を取り戻す必要があります。
 そのためにも「真摯であること」を活動の軸とし、行政と市民を繋ぐかけ橋になるため『課題分析・実践・改革』を心がけていきます。
 山口だいすけは、全ての人が「笑顔」になるため3つの「楽しさ」を創る「三楽創造〜自分が楽しく、みんなが楽しく、未来が楽しい〜」を人生のミッションとし、政治家のビジョンを叶えるため働き続けることをお約束します。