香川県議会~四国新聞より~

今朝の四国新聞で、香川県議会最大会派の自民党議員会が分裂したとの記事がありました。
詳細や誰が退会とかは不明ですが、新聞には人事巡り衝突とあります。
 
人事・・・確かに役や会派に所属していないと情報はなかなか伝わってきません(※1)これはこの1年間の実体験で感じた真実です。
ただ、これまで経験してきた政治以外の一般の団体やチームで考えた場合、人事というのはコミット実現に向けて一番理想的な人がなるべきで、長年勤めようが問題ないものでした。もちろんその間に世代交代を進めていくわけで、リーダーや責任者の最大の義務は後継者を育てて引き継ぐ事とも言われていました。
なぜか政治の世界は違うんですよね・・・
 
任期が終わったから、別の人が新たに就任する。そこに会派としてのパワーバランスや、議員として勤めてきた期数や過去の役職就任率等のファクターが加わる。もちろん個人で努力している人が立候補することは出来るけど、結局は多数決の世界・・・です。
 
こういうのが見えるたびに、政治離れが進んでいく気がします。
もっと政策や取り組みなどで新聞紙面をにぎわせてほしいものです>o<

今回の投稿は、自民会派所属議員が、社民党所属議員に投票する等について賛否を言うものではありません。それらについては人それぞれに賛否両論があると思いますので、本記事では記載や議論はいたしません。
その変わり現実的な情報を記載します。今後の参考にしてください。

参考:香川県議会HPより
香川県議会の会派について(計41名)
・香川県議会自由民主党議員会(28)
・香川県議会社会民主党・県民連合(5)
・香川県議会民進党議員会(3)
・香川県議会公明党議員会(2)
・日本共産党香川県議会議員団(2)
・県政会(1)

参考:四国新聞記事より
公明党と共産党はそれぞれ議長・副議長とも候補者を出し、会派の人数が得票となっていました。大きかったのは最大会派の自民会派が17と11に分かれた事です。(その他は全て当選した議長副議長に投票しています)今回選出された議長副議長に投票したのが11名とあり、かつ退会届を出した数も11人という事でした。最大会派には変わりありませんが、議長を除く採決の場合、過半数は20名なので単独会派だけで過半数を超える事が出来なくなりました。国と同様に自公連立したとしても19名で過半数を割っています。退会した11名が、会派だけ分かれるのか、自民党から離れるのか等々によっていろいろ変わると思いますが、これまで以上に慎重な議論や審議を必要とするはずです。そう思ったらマイナスばかりではないような気もします。
遅かれ早かれ誰がどうなったかわかると思います。そういった内容を意識しつつ、今後の県政に注目していきたいと思います。

(※1)
以下は一例です。
会派無所属役無しの場合、自分が所属していない常任委員会に関する詳細な情報は会が開かれる前に渡される資料で初めてその内容を確認することができます。
委員会は、概ね委員の中で調査事項をまとめる。議会で採決(報告?)。調査内容の事前検討。事前資料の配布。委員会の開催(自分が参加していない会の場合傍聴)という流れになっています。自分が所属していないと本当に情報が入ってきません。こういう時会派に入っていれば、メンバー同士で意見交換をしながら検討や情報交換ができるんだと思います(会派に入っていないのでこの辺は想像の範囲です)

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ABOUT US
山口だいすけ現役介護職議員
 政治家はいつから子どもたちがなりたくない職業になったのでしょうか。
政治家と言われて頭に浮かぶのは不正、
汚職、お金に汚い、年寄りが多い・・・多くはこんなイメージだと思います。
私は政治家のビジョンとして

『子どもの将来の夢第1位が「政治家」になる』

を掲げています。この夢を実現するために、子どもたちが憧れるような姿を見せ続けるだけでなく、大人たちに対してもう一度、政治家に対する信頼を取り戻す必要があります。
 そのためにも「真摯であること」を活動の軸とし、行政と市民を繋ぐかけ橋になるため『課題分析・実践・改革』を心がけていきます。
 山口だいすけは、全ての人が「笑顔」になるため3つの「楽しさ」を創る「三楽創造〜自分が楽しく、みんなが楽しく、未来が楽しい〜」を人生のミッションとし、政治家のビジョンを叶えるため働き続けることをお約束します。