新しい人事

昨日平成29年第2回東かがわ市議会臨時会が開催されました。主な内容は人事についてでした。
新聞にも書かれていますが今回の議長副議長は、同市議会初となる投票同数のためくじ引きとなりました。この他監査委員の選出についても同様に投票同数のためくじ引きでの選出が行われました。
せっかくの機会なので投票からくじ引きの流れをまとめてみたいと思います。

【議長・副議長選挙】
1.辞任届が提出される(先例集に任期は2年と書かれているため)
2.辞任届を出した本人が議場から退席。残りの議員で辞任届受理の了解を行う
3.新しい議長or副議長選挙を行う。投票用紙に推薦したい議員名を記入し投票箱に入れる(通常の選挙と同じ感じです)
4.開票する。有効投票数が同数の場合くじ引きを2回行う。1回目は当否を決めるくじ引きをひく順番決め、2回目が当否を決めるくじ引きとなります。
5.1~10の番号が書かれた抽選棒(おみくじの箱をイメージしてください)を議席の早い人から引く。小さい番号を出した人から2回目のくじ引きを行う。箱にはおみくじではなく「抽選棒」と書かれています。

6.1~30の番号が書かれた玉を入れたガラガラ(福引で使うガラガラ回す奴をイメージしてください)を1回目のくじ引きで決めた順番に回す。一番小さい数字を出した人が当選

とこのような流れになっています。実際は0番として別室で立候補したい人が、立候補への思いを議員の前で話すという手順があります。こちらは休憩中のため一般公開はされていません。どんな思いをもって議長副議長へ立候補しているかが聞けるので、議会の中でやるようにして公式記録にも残るようにすればいいのにと思います。難しいのでしょうか・・・
 
【監査委員の選出、議案提出の賛否】
監査委員の選出は休憩中に別室で行われました。監査委員の選出は議員が行いますが、選任については市長から議案提出という形で議会に出されるためこのような方法がとられているのだと思います。
今回議員からの選出数は1名に対して立候補者は2名。議員全員で挙手による投票を行った結果同数。そのためくじ引きとなりました。
くじ引きの結果、新聞に書かれてある通り渡邉氏が選出され議決されることになりました。

その後再開された議会で当事者と議長を除く16人で議決を行うこととなりました。採決の結果可否同数となったため議長決済により議案可決となりました。
 
くじ引きや可否同数による議長決済が行われるなど、普段の議会ではなかなか目にすることのない事を今回の臨時会で見る事が出来ました。
私自身も副委員長を2つ受け持つことになりましたので、任期2年間委員長を支えながら頑張っていきたいと思います。
 

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山口だいすけ現役介護職議員
 政治家はいつから子どもたちがなりたくない職業になったのでしょうか。
政治家と言われて頭に浮かぶのは不正、
汚職、お金に汚い、年寄りが多い・・・多くはこんなイメージだと思います。
私は政治家のビジョンとして

『子どもの将来の夢第1位が「政治家」になる』

を掲げています。この夢を実現するために、子どもたちが憧れるような姿を見せ続けるだけでなく、大人たちに対してもう一度、政治家に対する信頼を取り戻す必要があります。
 そのためにも「真摯であること」を活動の軸とし、行政と市民を繋ぐかけ橋になるため『課題分析・実践・改革』を心がけていきます。
 山口だいすけは、全ての人が「笑顔」になるため3つの「楽しさ」を創る「三楽創造〜自分が楽しく、みんなが楽しく、未来が楽しい〜」を人生のミッションとし、政治家のビジョンを叶えるため働き続けることをお約束します。