子どもを取り巻く英語環境の充実について

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通告文

教育の大綱の中に明記された「国際化に対応できる力を育む教育の推進」に、英語教育、国際理解教育の推進が書かれている。現在当市では、中国にある北京市海淀外国語実験学校との連携を通じ、外国語として英語を学ぶ生徒との交流を行うことで、英語を学ぶレベルの高い同年代の姿を見ることができるなど、一定の効果が出ていると思われる。しかしながら日常生活圏域において自然に英語に触れる環境が確保できているかと言われたら、不十分と思われる。そこで以下について伺う。
(1)当市で現在取り組んでいる英語教育、国際理解教育取組の実績と課題について。
(2)若い時期に英語を母国語として使用している人や、日常生活圏域に英語があふれている環境に触れることが、国際化に対応できる力を育む大きな経験になると思われる。中国以外の諸外国との事業連携や交流について検討はしているのか。
(3)英語に関心を持った児童が、授業などカリキュラムの一環で はなく、自然に英語に触れることができる環境を整備するつもりはないか。例えばイングリッシュカフェの開設など海外の方が気軽に集まれる居場所を作ることで自然と人が集まるようになれば、気軽に参加できるようになるのではないか。空き家や地元のカフェ、その他観光資源とも連携した取り組みが今後重要と思うがどうか。

議事録

(山口)
 3問目は、子どもを取り巻く英語環境の充実についてです。
 今回刷新されました東かがわ市教育の大綱の中にも、これまで同様、国際化に対応できる力を育む教育の推進という文言がございます。英語教育、国際理解教育の推進も明記されております。現在、当市では、中国にある北京市海淀外国語実験学校との連携を通じ、外国語としての英語を学ぶ生徒との交流を行うことで、英語を学ぶレベルの高い同世代の姿を見ることができるなど、国際交流や学習として英語をするという面では一定以上の効果が出ていると思っております。
 しかしながら、以前、予算審査のときに私は発言をいたしました。中国との交流だけ、この国が悪いというわけではございません。中国との交流だけでは、やはり学校外に出たときに、いわゆる日常生活圏域に出たときに、まちにあふれる言葉はやはり中国語になります。できれば、自然に触れるものが英語であるのが一番いい英語学習ではないかと思っております。このように、自然な環境に行っても英語に触れられる環境を作ることができないか、この思いから、以下について伺います。
 1点目、当市で今取り組んでいる英語教育、そして国際理解教育の取り組みの実績と課題についてお伺いいたします。
 2点目、若い時期に英語を母国語として使用している人や、日常生活圏域に英語があふれている環境に触れることが、国際化に対応する力を育む本当に大きな力、そして経験になると思います。県内においても、例えば高松市のように瀬戸芸というキラーコンテンツがあれば、まちなかに普通のように外国籍の方がいらっしゃってその方と話をする、自然の中で話をする、そんな環境が見られると思います。残念ながら、東かがわ市ではまだまだよく見かけるとまでは至っていないと思います。現在、交流を続けている例えば中国以外の諸外国との事業連携や交流について検討はしているのでしょうか。お聞かせいただきたいと思います。
 3点目です。英語に関心を持った児童が、授業やカリキュラムといった学習の一環ではなく、自然に英語に触れるような環境を我が市でも整備してはいかがでしょうか。例えば、イングリッシュカフェの開設をすることで、海外の方が気軽に集まる空間を作る、そこに行けば自然と英語を話す環境がある。そんなふうになれば、気軽に多くの方が参加できるのではないかと考えます。今、せっかく学習した子どもたちが次に体験をする意欲を求める場所、それらを東かがわ市も作るべきだと思います。そのための場所としましては、空き家や地元のカフェを使う。そのほか、観光資源をうまく活用しながら、場所づくりなど検討してもいいかもしれません。そのように取り組みをすることが今後重要と思うが、いかがでしょうか。お答えください。

(上村市長)
 山口議員の、子どもを取り巻く英語環境の充実についての御質問にお答えいたします。
 東かがわ市教育の大綱については、教育政策の方向性を明確化するため、本年5月に総合教育会議を開催し、教育委員からの提案、課題などについて協議、調整した内容を基に、重点施策、主要施策を改正いたしました。
 まず1点目の、重点施策にある英語教育、国際理解教育の推進につきましては、様々な事業が進められており、継続した事業展開が必要と考え、改正は行っておりませんが、今後、教育委員会をはじめ関係機関との連携のもと、国際化に対応できる人材育成に向けて引き続き積極的に取り組んでいきたいと考えております。
 次に2点目の、中国以外との交流などについてでございます。
 北京市海淀外国語実験学校との交流は、香港とのソフトボールを通じた交流からつながったものでございます。同校は高いレベルでの英語教育、日本語教育を進めており、本市の児童生徒との交流においても、双方にメリットが生じる交流活動と認識しております。今後、北京市海淀外国語実験学校だけでなく、ホストタウン事業をはじめとする外国との交流が進めば、子どもたちにとってより幅の広い国際理解教育、グローバルな人材育成につながるものであり、可能な範囲での交流や事業連携を考えていければと思っております。
 次に3点目の、児童が自然に英語に触れあえる環境整備につきましては、若者の留学と同様に、日常生活上に生の英語、生の外国語と触れあえる環境があれば、おのずと外国語のレベルアップ、国際理解に効果を発揮することは明白であり、使える英語教育を目指す本市としましては、まずは本市で取り組める事業を模索していきたいと考えております。
 なお、英語教育の実績等につきましては、教育長から答弁いたします。
 以上、山口議員の御質問に対する答弁といたします。

(竹田教育長)
 続きまして、私のほうから、主に現在の英語教育の実績の課題等についてお答えいたします。
 新学習指導要領では、来年度からですが、小学校3・4年生で週1時間、5・6年生で週2時間、外国語活動として英語教育が行われることとなっております。ただ、本市におきましては、英語教育推進計画を策定し、グローバル化に対応した人材の育成を図り、他国の文化への理解、英語によるコミュニケーション能力の向上等を目指して、平成27年度に放課後英語クラブを発足するなど、早くから系統的に英語に親しめるよう、発達段階に即した先駆的な取り組みを行ってまいりました。
 その後、市内全ての児童生徒が英語に触れる機会をより多くし、使える英語を身に付けていくことを願って、文部科学省から教育課程特例校の指定を受け、1・2年生では週1時間、3・4年生で週2時間、5・6年生では週3時間と、英語の指導時間を増やして取り組んでいるところでございます。
 指導には教科書も使っておりますが、小学校1年生から4年生では、歌やゲームを通して英語の発音やリズムに慣れる活動、5・6年生では身近なことを簡単に英語やジェスチャーを使ってコミュニケーションが取れるよう、聞く、話すを中心としながら、読む、書くも加えた4技能における活動を行っております。
 また、英語に触れる機会をより多くし、興味や関心を高めるために、夏休み英語クラブ、ハロウィンパーティ、クリスマスパーティなど、季節に応じたイベントを開催し、楽しみながら英語に触れあう機会を提供しております。
 中学校におきましては、英語の授業にプラスして、総合的な学習の時間にコミュニケーション活動を中心とした授業、授業外には中学生英語クラブやイングリッシュキャンプなどに取り組んでおります。
 また、他国の歴史や文化の理解、使える英語教育の実践の場として、海外交流事業に取り組んでおります。高い教育力を持つ北京市海淀外国語実験学校との交流が本格化し、本市の児童生徒においても、いい経験、刺激を受けていると認識しており、継続した交流の必要性を感じております。
 英語教育の推進には、指導者の指導力が大きく影響します。現在、ALT、また外国語活動アシスタントリーダー、地域おこし協力隊及び外国語活動支援員など20名ほどが連携し、役割分担した上で積極的な事業支援を行っておりますが、学校間の格差が今課題となっております。
 今後、指導の中心となる教職員の研修等を充実していくとともに、学校生活9年間を見通し、児童生徒の発達、各学校の実態に応じた学習内容や教材の選定など、引き続き分析、研究をしてまいりたいと考えております。
 最後に、市長の答弁にもありましたように、北京市海淀外国語実験学校をはじめ、現在つながっている外国との交流が進めば、それが深まったりすれば、子どもたちにとっても英語教育はもちろん、他国の文化への興味、理解が進むものと考えております。
 以上、山口議員の御質問に対する答弁といたします。

(山口)
 その前に答弁もらえてないところがあるので構いませんか。3番の前段に関して聞いてるんですけど、イングリッシュカフェの開設など、空き家や地元のカフェを使ったり観光資源と連携した取り組みということが答弁のほうないです。もし、これ答弁漏れなのか、現状を調査した上でそれらも含めて現状が分かっといて検討するのかという回答が得られないために再質問できないんで、そこについて答弁していただいてから再質問したいと思います。

(上村市長)
 先ほどの御指摘に関しまして、追加で答弁をさせていただきます。
 イングリッシュカフェをはじめとした観光資源も含めたそのような連携した取り組みが今後重要と思うかどうかという御指摘をいただきました。例えば、市内の観光施設に英語を習っている子どもたちが観光施設の看板を作ってもらったり、既に少しずつではありますが、観光施設の連携というものは始まっております。ただ、その中で新しいものを建てるのか、はたまた既存の施設に英語の勉強をしている子どもたちが混ざっていく形にするのか、様々な可能性はあるかと思います。ただ、子どもたちが何かしら習った英語をアウトプットする機会が多くあるということに越した事はないと思いますので、その点に関しても、今後の事業方針の中で検討していきたいと考えております。
 以上です。

(山口)
 何点か質問いたします。
 私は、先ほど来、英語が母国語であったり、日常生活圏域に英語があふれているところとの交流という話をしました。例えば、今、ホストタウン事業をはじめ様々な外国と交流し、可能な範囲で交流や事業連携を考えていかなければならないという市長の御答弁、そしてまた教育長が現在つながっている外国との交流とありました。この中で、英語を母国語にし日常生活圏域に英語を使っている国があるかどうか、その点についてまず1点お伺いいたします。
 また、中学生英語クラブ、イングリッシュキャンプ、このハイエックという形で、今様々な取り組みをされていると聞きます。今年度の当初予算の予算審査常任委員会にも、私、この質問をしております。ハイエックとかが、学校の部活動があった場合なかなか参加できない現状があるのではないか。それに対しては、今、部活動が休日になる日をうまく活用しながらこれらの連携させていきたいということで、当時、御答弁をいただきました。今年度これらがうまく連携しているかどうかというのも、当然このお話をいただいているのであればあるのかなと思いますので、今どんな感じなのかを聞かせていただきたいと思います。
 最後に、イングリッシュカフェの開設です。やはり、看板の観光のところでも、今、子どもたちがいろんな形で連携していると言われましたが、やはりそういう御答弁をいただくことで、私も地域にこういう観光に対して、今子どもたちが英語に取り組んでいる、そんな話をしていくことができます。
 しかしながら、やはりイングリッシュカフェというのをあえて単語にしました。県外とかではそのような文言は多くありまして、自然にそこに行くと、当たり前にウエイトレス、店員が英語を使う、メニューも英語、かかっている曲も英語、そういう中で自然に入れるようなものがあれば、たとえ子どもたちがわざわざ申込みをしなくてもフラッと寄ってみたい、そういうふうになるのではないかと思いました。
 今、新しい建物を造らなくても、既存のカフェや空き家などを使ったり、また今、市のほうに先ほどALTの先生やアシスタントリーダー、多くの方もいらっしゃいます。そういう方がうまく連携をすることで、そういう機関を作ったり、例えばこの曜日は必ずここでしているよというのがあればいいのかなと思いました。これが、例えば海外の方がよく来る観光場所があったりするのであれば、その周辺に作って自然と来る。だから、子どもたちも自然にそこに集まる。そこに初めて日常生活圏域における英語教育がスタートするのではないかと私は考えます。
 大きいものを作るわけではありません。当たり前に作って当たり前に来てもらって、子どもたちも外国の方も来れるような場所、これを作るのはやはり民間では採算ベースが合わない等がありますので、市の大事な仕事だと思います。教育長もおっしゃいました、子どもたちが今英語にこれだけ真剣に取り組んで環境を作っているのであれば、その子どもたちの受け皿を是非市が作るべきだと思います。市長のお考えをお伺いいたします。

(竹田教育長)
 山口議員の再質問を、先に私のほうからお答えさせていただきます。
 まず、英語を母国語にしているそういう人たちとの交流、そういう国との交流の拡大ということについてでございますけども、本市の英語教育の目標は、何回も言ってますけど、使える英語ということをメインにしてございます。ALTの方も、それから英語教育の支援員の方もそうですが、いろんな国からいろんな経験をしながら集まってきて、使う英語もいろんな英語のアクセントがあったりイントネーションがちょっと変わっていたりという、そういうふうな英語でございます。ネイティブな英語を目指すということでなくて、そういういろいろな英語を聞いたり、英語には違いないんですけども、そういう中で自分の意見を話したりとか、あるいは自分の主張したり、コミュニケーション能力を高めたり、そういうところに今重点を置いた英語教育ということで進めております。
 ただ、ネイティブな母国語を英語とするところとの交流とか、あるいは関係が保てる、そういう機会があれば、もうどんどんそういうふうなのも取り込んでいきたいと思いますし、例えば中国の北京市海淀外国語実験学校が、イギリスとかオーストラリアとかアメリカに拠点校を持ってますから、そういうところを通じてそういう国との交流もこれから先できれば模索していきたいと考えているところでございます。
 2点目ですけども、部活動でハイエックの英語クラブをできるだけ中学校の部活動と重ならないようにということで配慮してまいっております。今年度につきましては、部活動の活動の休止日、活動をしない日を活動に充てるということで、毎週水曜日とか、あるいは土日、これは部活動のない、どちらか部活がありませんので、そういうところ、そういうふうなできるだけ希望者の生徒が参加できるような、そういうハイエックの活動ということで、今年は進めているところでございます。
 3点目の、施設というか、子どもたちが気楽に寄れる場所ということで、また後ほど市長からも答弁あると思いますけども、本当にそういうところがあればというか、本当に集まって、英語であろうと中国語であろうと何でもいいんですけども、気楽にいろんな国際交流とかコミュニケーションが取れる場所が本当にあればいいなと思いますし、なかなかそういうふうな固定的な場所が難しいのであれば、行事ごとに、例えば雛祭りであったりとか、施設では動物園の看板等も作らせていただきましたけども、これから注目されると思いますけど、引田城、引田のまち並みの案内であったりとか、そういうところで、いろんなところで英語が使えて気楽に話ができる、そういう機会はできるだけ多く作っていけたらと思っているところでございます。

(上村市長)
 山口議員の再質問についてお答えさせていただきます。
 3点あるうちの1点目、2点目については、先ほど教育長から答弁申し上げたとおりでございます。
 3点目につきまして、議員御指摘のとおり、普段生活しているこの東かがわ市内で英語を使える環境、それも特に申込みがあったりとか、そういうものではなくて気軽に立ち寄れる環境があるほうがいいんでないかという御指摘いただきました。本件御指摘、おっしゃるとおりであると思っております。
 ただ、先ほど教育長からも申しましたように、じゃあどの程度の人を割かなければならないのかという点も鑑みますと、固定的にずっと運営していくというのは現状では難しいとも考えられます。ただ、例えば市内には常に外国人の方々が集まっていくような団体もございますし、その団体の運営に市も携わっていたりもします。
 なので、既にあるもの、既に集まっているところに子どもたちを飛び込ませていくというアプローチも可能かと思いますし、また海外の方が来る機会、先ほど教育長の答弁の中にもあったような、市内の大きめの行事の中で英語を使った子どもの英語ガイドと申しましょうか、という施策も十分検討の余地はあると考えておりますので、できるだけ子どもたちが要はアウトプットできる機会をどのようにして増やしていけるかというのは引き続き検討していきたいと考えております。
 以上です。

(山口)
 なかなか諸外国の方と付き合う、非常に難しいですし、やはり子どもたちの安全な場所がそこに維持できるのか、非常に難しい問題だと思います。私の質問に対する回答としては、今現在は英語圏域の方が、国語とか日常生活に英語があふれている国があるのかということに対しては、今の答えからはないのかなと思います。英語の学習として、私は特にその中国に対する活動を否定しているわけではございません。むしろ、本当に学力の高い英語を学んでいる方たちとの連携は非常に重要な施策ですので、今後も私は打ち出すべきだと思っております。
 ただ、英語を学んだ後の自然と触れあえる環境づくりということを私は言いました。地域の子どもが英語を学び学習ができた、でも自然に使うことができないのでこのまちではない高校に行こう、そして高松の学校に行こう、こんな方も中学生でよく聞きます。実際に何人かはそれで高松の学校を選んだ方もいます。その方たちが東かがわ市で住んでも、東かがわ市の高校に通っても楽しめるような場所を作る、それらが本当に重要だと思います。
 先ほど、市長は現状では難しいと言いました。現状で難しいのではなく、これをやって行こうと考えた先の結果が難しいのでなくて、今難しいと言ってたら話ができません。しっかりと前に向かう1歩を進むためにももう一度市長の答弁をお願いいたします。

(上村市長)
 山口議員の再々質問にお答えさせていただきます。
 思いは一緒であると考えております。その子どもたちないしは、特に高校を選択するタイミングでも、どのように東かがわ市内で英語を使える環境があるのかどうか、その環境づくりをどう作っていくのかという可能性を広げていく、これに関しましては、非常に重要な問題で重要な課題であると感じております。ただ、その手段をどうしていくのかということに関しましては、本当にあらゆる可能性を検討していかなければならないと思っております。
 その中の1つとして、難しいかもしれないと申し上げた次第でございまして、その可能性全てを否定するものではないと考えておりますので、そのような子どもたちが英語のアウトプットをできる環境をこれからも整えてまいりたい、そのように申しまして、答弁とさせていただきます。

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